移住したらお金が貯まるは 本当か?

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ある田舎暮らし3年目のシュミレーション収支
移住前との比較つき

綺麗な移住ブログには書かれない、ある移住の田舎生活を数字で考えてみました。
良い面も、悪い面も。増えたお金も、消えたお金も。

月間支出の変化
93,000円
ブログ収入(3年目)
87,000円/月
年間貯蓄額の変化
212万円

移住ブログには「物価が安くて最高!」「家賃が激安!」という投稿があふれています。でも、実際の収支と情報発信の内容と比較するズレがあることが多いです。

この記事では、都合の悪い数字も含めて、移住前と移住後3年間の収支を数字で考えてみました。「移住したらどうなるか」を判断する材料として使って下さい。

【免責事項】この記事の数字はあくまでシュミレーションを元に構成しています。インタビューや経験、情報収集データをもとにしていますが、一部は概算・丸め処理をしています。移住先・家族構成・職業によって大きく異なります。参考値としてご覧ください。
 

【収入】移住前 vs 移住後3年の比較

まず収入からになります。移住後は「本業リモートワーク+ブログ・アフィリエイト」の2本柱で収入を作っています。

月間収入比較(家族3人・税込概算) 移住前 vs 移住後 3年間
収入項目 移住前 移住後 1年目 移住後 2年目 移住後 3年目
本業(リモート) 420,000 420,000 420,000 420,000
ブログ・アフィリエイト 8,000 18,000 52,000 87,000
農産物・地域の仕事 0 5,000 12,000 18,000
月間収入 合計 428,000円 443,000円 484,000円 525,000円
移住前比 +15,000 +56,000 +97,000
 

収入面の正直なポイント

本業の収入は移住前後で変わっていません(リモートワーク継続のため)。増えたのはブログ・農産物収入のみです。ブログは移住1年前から始めて3年間コツコツ積み上げた結果で、「すぐ稼げる」わけではありません。1年目はほぼゼロと思っておくべきです。

移住 1年目
443,000円/月
▼ 321,000円/月
+122,000円
月間貯蓄
移住 2年目
484,000円/月
▼ 308,000円/月
+176,000円
月間貯蓄
移住 3年目
525,000円/月
▼ 295,000円/月
+230,000円
月間貯蓄

移住前の月間貯蓄は約37,000円でした(収入428,000円 − 支出391,000円)。移住1年目で一気に122,000円に跳ね上がったのは、支出が大幅に下がったから。ブログ収入は最初の1年はほぼゼロでしたが、2〜3年目で急成長しました。「石の上にも3年」は本当でした。

【支出】増えたもの・減ったもの

支出の比較が最も重要です。「家賃が下がる」だけに目を向けると、移住後の現実にギャップが生まれます。増えたコストも含めて全部開示します。

月間支出比較(家族3人) 移住前(東京近郊)vs 移住後 3年目
支出項目 移住前 移住後 3年目 差額
🏠 家賃・住居費 138,000 45,000 ▼93,000古民家賃貸に移行
🛒 食費 72,000 48,000 ▼24,000地産地消+もらい物で減少
🚗 車(2台) 0 52,000 ▲52,000最大の誤算。想定外のコスト
🚃 交通費 24,000 4,000 ▼20,000
🔥 光熱費 16,000 28,000 ▲12,000灯油・古民家の断熱性の低さ
✈️ 都市部往来 0 14,000 ▲14,000帰省・通院・研修等
🎉 娯楽・外食 42,000 12,000 ▼30,000外食・娯楽施設が少ない
🎓 教育費 38,000 18,000 ▼20,000自治体の支援充実
🔧 修繕・農具等 5,000 22,000 ▲17,000古民家の維持費は想定より高い
📡 通信費 18,000 18,000 ±0スターリンク導入でほぼ同額
🛍 日用品・その他 38,000 34,000 ▼4,000
月間支出 合計 391,000円 295,000円
月間差額 ▼ 96,000円 / 月削減
 

支出面の正直なポイント:最大の誤算は「車」だった

移住前に想定していた車のコストは「月3万円程度」でしたが、実際は2台で月52,000円に達しました。車検・任意保険・ガソリン・タイヤ(冬タイヤ含む)・軽トラの維持費が積み重なりました。これが「家賃が下がったのに思ったほど節約できない」という感覚の最大の原因です。

古民家の修繕費は正直なところ、年間で見ると想定の2倍以上かかっています。雨漏りの修繕・畳の交換・外壁の補修など、「昔の家」は維持コストが高い。古民家を選ぶ人は「購入価格+毎年の修繕費」でトータルコストを計算することを強くすすめます。私はこれを甘く見ていました。

【資産】3年間で何が変わったか

資産・貯蓄の変化(3年間) 移住前比較
項目 移住前(年間) 移住後 3年目(年間) 変化
年間貯蓄額 444,000円 左記金額以上 移住前よりも多い
ブログ・副業の資産価値 最低年収程度 ストック資産が誕生
移住初年度の一時費用 ▼約240万円 引越・初期整備等
3年間のトータル評価 実質的に「大幅なプラス」。移住は財務的に正解でした。

移住初年度は引越し費用・初期整備・農具等で約240万円の一時的な出費がありました。しかし2〜3年目で貯蓄が急加速し、3年間のトータルでは移住前より基本的にプラスになりました。

さらに見落とされがちなのが「ブログの資産価値」です。月数万円のアフィリエイト収入を生む媒体は、収益の12〜24ヶ月分の資産価値があると推定されます。これは移住前には存在しなかった新たな資産になります。

移住は「消費」ではなく「投資」でした。家賃や車のコストは確かに増減しましたが、ブログという資産を育てながら、貯蓄も増やすことは可能です。不安になっているあなたへ。「思ったより、全然大丈夫だったよ」。

— 移住3年目の正直な感想

結論:「移住でお金が貯まる」は 条件次第で本当になる

最後に結論をまとめます。「移住したらお金が貯まる」は、条件次第で本当です。その条件はシンプルに3つあります。

✅ 条件①:収入を維持・増やす仕組みを移住前に作る

リモートワーク継続か、フリーランス・副業か。収入を「移住前と同水準以上」に保てるかどうかが最大の分岐点。ブログ・アフィリエイトは3年かかりますが、必ず複利で育ちます。

✅ 条件②:車・光熱費・修繕費を「織り込んだ」収支計画を立てる

家賃が下がっても、車2台・古民家の維持費・都市部往来で月5〜8万円以上の新コストが発生することもあります。これを最初から計画に入れておくかどうかで、移住後の「こんなはずじゃなかった」感が全然違います。

✅ 条件③:移住先の補助金を最大限に活用する

補助金制度を利用すると移住支援金・空き家リフォーム補助を合わせて約120万円の受給の可能性があります。さらに子育て支援(医療費・保育料)の恩恵も含めると、実質200万円以上の支援を受けられることも可能になります。「知っていた」かどうかだけの差です。

NEXT ACTION

移住の収支計画は プロと一緒に作るのが最短ルート

移住支援サービスのコーディネーターは、補助金情報・物件コスト・地域の生活費まで詳しく教えてくれます。「自分の場合いくら変わるか」をプロに相談してみましょう。

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